口コミのキーワードは SNSオープンタイプ
SNS(ソーシアル・ネット・ワーキング)が従来の形から「オープン型」を
採用するベンチャー企業が増えてきた。
大手のミクシーやグリーなどは、既存の会員から紹介されて入会しないとサイトを
閲覧できないが、「オープン型」は誰でも閲覧できる。
アメリカでは「オープン型」が主流になってきているが、日本でもその動きが出始めた。
ソフト開発のビートコミュニケーションでは、
企業がオープン型SNSを構築できるパッケージソフト「ビートメデイア」を販売した。
ソフトのPRを兼ねて、ビートメデイアを使った自社運営のSNS「yyy!(ビート)」も開設する。
ソシオアンドアソシエイツのSure!も「オープン型」です。
「オープン型」SNSでは、
会員が自分の自己紹介ページや日記、写真アルバム、掲示板などの公開基準を設定できる。
多くの人に見てもらいたい内容は広くインターネット上に公開してブログのように使い、
内輪の内容はSNS内のみに限ることができるのが、ミクシーなどと違う所。
ミクシーなどのコンテンツは会員以外見ることができないので、
検索サイトで検索することはできないが、
「オープン型」では「公開」を選んだ日記なども検索対象になる。
より多くの人に読まれる機会が増え、SNS全体のアクセスや利用者を増やしやすいのがミソ。
会員の人柄などがある程度分かるSNSの利点を生かしながら、
「オープン型」にすることで、より幅広い層の人と知り合う機会が増えるいわば、
「いいとこ取り」の効果を狙っているとのこと。
今年スタートした「ANY」、「ビルコレ」といったSNSも「オープン型」を採用している。
アメリカのSNS最大手の「マイスペース・コム」をはじめ「オープン型」が人気があることが背景にあるよう
だ。
検索サイトで検索できる SNSは様々な意味で魅力があり、
利用できる範囲も広く、価値が高まるのだ。
検索サイトで検索することが出来るのが、
ネット社会の一番の利点と言っても過言ではないと思う。
このオープン型こそ「ブームの予感!」を感じさせるものの一つである。