口コミのキーワードは 口コミ効果
ブログによる口コミの広がり方の調査が始まるという。
ブログやSNSによる、口コミの重要性がさけばれる中、
実際にブログへの書き込みを通じて、
どんなものに、どのように、関心を持たれるかや議論がどのように広がって行くのかが分かるようになります。
いよいよ、ブログの「口コミ効果」が検証されるわけです。
『BS放送のWOWOWは慶応義塾大学と組み、
インターネットのブログ(日記風簡易ホームページ)による口コミの広がり方を調査する。
社員が様々な海外ドラマについての感想をブログに書き込み、
消費者にどの程度関心が持たれるかや議論の広がり方などを調べるという。
社員は自社で放送するドラマであるかどうかにかかわらず、
批判を含め自由な感想をブログに書き込む予定。』
㈱ビデオリサーチインタラクテイブ(VRI)によれば、
『SNS の年間訪問者数は1,104万人、Blog の年間訪問者数は2,687万人で、
これらを CGM(Consumer Generated Media)サイトとしてまとめると、
年間訪問者数は2,734万人という規模になるという。
なお、SNS と Blog を併用しているユーザーは1,057万人であり、
CGM トータルの38.7%を占める。
SNS については、2006年1月時点の241万人だった月間のユニークな推定訪問者数が、
12月時点では469万人とほぼ倍増している。
視聴動向をみると、2006年12月の SNS 訪問者一人当たりの月間平均視聴ページ数は約391ページ、月間平均滞在時間は約2時間34分となっており、
2006年の6~7月をピークに減少傾向にあることがわかる。』
㈱アクティブコアは、
行動ターゲティング分析サービスac cruiser ASPにおいて、Blog パーツから消費者(Blog 読者)が広告主サイトへ誘導される口コミ効果を検証するレポート機能を提供する。
検証項目は、
(1)Blog パーツや掲載記事など CGM(Consumer Generated Media)) コンテンツの閲覧数とユニークユーザー数
(2)CGM コンテンツのアクセス数
(3)CGM コンテンツの誘導数(口コミ効果)
(4)申込数に占める CGM コンテンツの間接効果
(5)Blog パーツの配布数
(6)Blog 掲載記事の検索キーワード―
Blog パーツに専用の計測タグを提供することで、
Blog パーツの閲覧数や Blog 読者数や掲載広告クリック数の計測をはじめ、
広告主サイトを訪れる消費者が Blog パーツを閲覧していたかどうか、
閲覧後に検索エンジンを利用したかなどの分析を行う。
これにより、
広告主は、キャンペーン期間中における Blog パーツから広告主サイトへ誘導できた消費者の口コミ効果や購入者へ与える Blog パーツの効果検証が可能になる。