口コミのキーワードは FX(外国為替証拠金取引)
外貨投資が話題になることが多くなってきています。
20代の若者が数十億儲けたとか、
FXで儲けた主婦やサラリーマンが申告しなかったために、
追徴金を取られた等のニュースも流れています。
そんなに儲かるものなのか?
リスクは?
どんなものなのか、どんな問題があるのか。
上手に活用するために基礎知識を勉強しておきましょう。
2006年末時点で個人の外貨資産残高が40兆円を突破するなど、
景気回復と国内の低金利を背景に、外貨投資を始める人が増えています。
なかでも人気なのがFX(外国為替証拠金取引)。
少ない資金で大きな利益が狙えることが注目されている点。
外貨投資とは、外貨預金などのように、
円を外貨に交換して外貨建てで運用することです。
一番のメリットは、
外貨の購入時と売却時のレート差で生じる「為替差益」を得られるところにあります。
円高で購入し円安で売却すれば
(1ドル115円で購入し、1ドル120円の時売却すれば5円の儲けとなる)、
為替差益が得られ、
逆の場合には為替差損が生じます。
FXも外貨投資ですから、基本的なメリットは上述の通りですが、
他の外貨商品と違うのは、
レバレッジ取引であるということです。
取引会社に担保として証拠金を預ければ「レバレッジ」
つまり「てこ」のように、
その何倍もの金額の取引が可能になります。
証拠金額と取引額との比率を「レバレッジ何倍」と表現します。
当然、為替差益にもレバレッジがかかりますので、
元手以上の利益が得られるのが魅力です。
もちろん、その逆もあるわけで、
為替差損が生じれば、そこにもレバレッジがかかります。
自分が負えるリスクを十分検討して、
証拠金の何倍で取引するかを決めることが大切です。
取引については、十分な知識とふところ具合を考えて参加すべきで、
証券会社などから資料を取り寄せて研究、検討し、納得してからにして下さい。
リスクも大きいことを念頭においておく事が大切です。